清掃作業従事者研修指導者講習会が開催されました

2月18日(木)9:30~18:00 京都テルサにて

令和2年度 清掃作業従事者研修指導者講習会 を開催いたしました。

本来なら昨年の6月に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、2度ほど開催日時を変更し今回ようやく開催までたどりつくことが出来ました。

72名利用可能な広い会場を使用し、24名(新規講習4名、再講習20名)の受講者に、検温・アルコール消毒・換気を徹底し、講習がが始まります。

 

まず、藤井会長よりご挨拶があり、今回新型コロナウイルス感染症に細心の注意をはらいつつ講習内容もこの状況に対応したものであるので、ここでしっかり学んでいただき社内での研修に役立てていただきたいとのお話がありました。

 

そして、公益事業委員会の森委員長より本日のカリキュラムについて簡単な説明があり、講習が始まります。

京都府 健康福祉部 生活衛生課の手塚氏より、「建築物衛生法と知事登録について」というテーマで知事登録について詳しくお話していただきました。

次に、「環境衛生の必要性と対策法」というテーマでお話してくださったのは、東栄部品株式会社 大阪営業所 所長の福島氏です。

新型コロナウイルスやその他の菌やウイルスがどこで繁殖しやすいのか、忘れがちな清掃か所についてやウイルスが付着したゴム手袋を手で触れないで外す方法など教えていただきました。

お昼休憩後は、

協会講師の山﨑氏より「安全と衛生」について教科書を用いて話があり、

次に京都府教育庁 指導部 特別支援教育課 指導主事の荒川氏より、「府立特別支援学校の取り組みについて」お話がありました。

障害を持つ生徒たちが自立し社会参加できるようどのような教育を行っているのか、またそれによって卒業後すぐに働くことのできる生徒が大勢いること、そして障害を持つ従業員に対しどのように指導するとよいのかなど、具体的に教えていただきました。

本日午後の後半では、「清掃の目的と従事者の心得」と題し、協会講師の植西氏より、皆が気持ちよく作業していくための心得を教えていただき、

最後は、協会講師 森氏より「最新情報の提供」というテーマで話がなされました。

『イラスト みんなの新型コロナ感染対策』という日本赤十字社が提供してるハンドブックを使用し話が進められます。

どこにウイルスがあるかわからない環境で清掃を行わなければならない清掃従事者が日常の生活、また清掃業務で注意すべき点について話があり、無事に令和2年度の清掃作業従事者研修指導者講習会を終了することが出来ました。

 

受講者の皆様、長い一日でしたが最後まで受講くださりありがとうございました。

また、講師としてご協力いただきました皆様、貴重なお話をありがとうございました。