第17回アビリンピック京都大会が開催されました

第17回アビリンピック京都大会が、2月1日(土)京都府立京都高等技術専門校にて開催されました。

アビリンピック大会は、障害のある方が職業能力を高め技能労働者として自信と誇りをもって社会に参加できるように、またより多くの方に障害者の技能に対する理解と認識を高めていただき、障害者の雇用促進と職業安定を図ることを目的として行われています。

  

13種目ある中の「ビルクリーニング」の種目は、会場内に模擬オフィスを設け、ビルクリーニングの基本動作を効率的な導線に添って行います。

制限時間内に掃除機やほうき、モップなどの資機材を適切に取り扱い、ゴミの取り残しや拭きムラのない仕上がりを競うだけでなく、サービス業としてのマナーや作業効率、安全性なども評価のポイントとなります。

  

会場に入った16名の選手たちは、慣れない場所と大勢の見学者に圧倒され緊張した様子でしたが、当協会 藤井会長の「競技も大切ですが、ぜひ心のこもったお掃除をみせてください」という挨拶の言葉に少し和んだ表情を見せていました。

  

とはいえ、やはり審査員や他の選手たちの目が気になります。

応援にかけつけた支援学校の先生方や応援者の緊張感も、会場全体に伝わってきています。

   

当協会に登録いただいているビルクリーニング技術講師(会員企業の社員の方です)も審査員やスタッフとして参加。真剣な表情です。

   

ボランティアとして龍谷大学の学生さんたちにもご協力いただきました。コート整備や得点の集計チェックなど、お手伝いいただきありがとうございました。

そして、結果発表です。

厳正なる審査の結果、今年の金賞受賞者は、下内 寿也 選手(京都府立丹波支援学校)でした!!

おめでとうございます!!

金メダルがまぶしい!!

下内選手は今年の11月に愛知県にて開催されます第40回全国アビリンピック(全国障害者技能競技大会)に京都府代表として出場していただきます。当協会は、下内選手が全国大会でも活躍できるよう協力していきたいと思います。

みなさんもぜひ、ビルクリーニング部門 京都府代表の下内選手の応援をお願いします!!