第2回病院清掃における新型コロナウイルス感染防止対策研修会

一般社団法人京都市立病院協会が主催する

「令和2年度 第2回 病院清掃における新型コロナウイスる感染防止対策研修会」が

3月9日(火)14時30分より、メルパルク京都にて行われました。

 

2月に行われた研修会同様に、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中で医療従事者が治療に専念することが出来るよう病院清掃を行える清掃会社を増やすこと、また、病院清掃を担う者の感染防止対策について学んでいただく、という目的で開催されました。

テーマ①では、新京都南病院 清水 聡 理事長より「新型コロナウイルス感染症の基礎知識と感染予防対策について」のお話がありました。

病院内では感染予防対策としてどのようなことを行っているのか資料を基に話されました。

テーマ②では、京都桂病院 谷口 文代 看護部長より手指消毒の大切さや個人防護服の着脱の仕方を実際に蛍光塗料を防護服につけ、身体に付けて汚染することなく脱ぐことが出来るか実践しました。

最初は難しいと感じましたが、教えて頂いた通りに行えば素人の私でもウイルスをつけず着脱できるということを実感できました。

また、大切なこととして手指消毒やその後の保湿の大切さ、爪も短く切っておくことも感染予防となること教えて頂きました。

   

テーマ③では、京都第二赤十字病院 感染管理認定看護師の近藤 大志氏と、ホスピタル・メンテナンス株式会社 代表取締役 髙橋 政則氏より、実際に病院と清掃従事者がどのように協力し合い病院清掃やコロナ病床清掃に取り組んできたのか、リアルな体験談を話していただき、正しい知識と対策で注意していれば行えることを教えて頂きました。

 

また今回のお話で、病院側と清掃従事者間での意思の疎通と協力がなによりも重要であると感じました。

今回の研修も内容の濃ゆいもので、とても有益なものでした。

今後もこのような研修会が行われる際は、皆様へお知らせいたします。

是非ご参加ください。