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第3回 京都府立特別支援学校 京しごと技能検定が開催されました
11月27日(水)、京都府教育委員会主催の
第3回京都府立特別支援学校「京しごと技能検定」が
京都府伏見港公園体育館にて開催されました。
京都府教育庁 指導部特別支援教育課 課長 安田 佐保子様、
京都府立特別支援学校長会 会長 平岡 克也様のご挨拶に続き
当協会の藤井会長のご挨拶がありました。
先日のアビリンピック全国大会の件についてもお話しされ、
この日集まった生徒の皆さんもぜひ、アビリンピックを目標に
頑張ってほしいとの激励のお言葉がありました。
「京都ビルメンテナンス協会」も紹介していただきました。
検定は、「タオル」「乾式モップ」「自在ほうき」「複合」
にそれぞれ分かれて行われます。
練習の成果を出し切り、笑顔で戻ってくる生徒さん。
よほど緊張していたのか、ほっと胸をなでおろしている生徒さん。
悔しそうにしている生徒さんと、様々でした。
検定中、作業手順を間違えたことに気づいた生徒さんが
いらっしゃったのですが、落ち着いてひとつ前の手順に戻り
焦ることなく最後までしっかりと作業されました。
その様子を見て、生徒さん本人はもちろん、指導される先生方も
どれほどの練習をされてきたのだろうと、感動しました。
検定が終わり、認定証の授与が始まりました。
1級から10級に認定されるのですが、
認定書を受け取った生徒さんはみんな嬉しそうに
友達や先生に報告されていました。
1級に認定されたのは
タオル2名、乾式モップ4名、複合1名、の計7名!!
2級に認定されたのは、全種目合わせて57名でした!!
閉会式では、1級に認定された生徒さんに大きな拍手が贈られ、
当協会の山本副会長の閉会のご挨拶では、
今回の作業は清掃の基本であること。どんなことでも
基本が大切であること。とのお言葉がありました。
生徒さんの中には、自分の順番を観客席で
3時間待たなければいけない場合もあります。
11校178名が参加されていたのですが、
どの学校も静かに検定を見守っておられ、
その静けさが更に緊張感を増します。
ある関係者の方とお話をさせていただいた時に
そのことをお伝えすると、
「この子達は、自分たち自身でこの緊張感を作り出しています。
これだけの人が見守る中で、練習してきたことを発表することは
とても貴重な経験です。今回学んだ清掃作業も、
将来必ず役に立ちます」
とおっしゃっていました。
今回の京しごと技能検定に参加させていただき、
こんなに立派な検定会と178名もの生徒さんがチャレンジしている姿を
様々な企業様に見ていただきたい、
もっともっと広めていかなければ!と強く思いました。
準備していただきました、関係者の方々、指導して下さった職員の皆様
また、検定員としてお手伝いいただきました、協会講師の皆様。
ありがとうございました。